はやおき
本日の問いかけ
『問いかけ』に対する『意見』と『実験』を
子どもたちと自由に考えてみましょう!
こんな意見が返ってくるかも?
さて、本日の『問いかけ』は「はやおきしたい!どうすればいい?」です。『問いかけ』に対する『意見』はどんなものでもOKです。いくつか例をみてみましょう。
意見の例 ①
朝、目が覚めるとまずなにをしますか?『何時かな?』と『時計』をみる方が多いのではないでしょうか。では『時計を見る』というところに注目してみましょう。仮に『時計の針を見て』起きるかどうか判断しているのなら、『時計の針が早く進んでいれば』結果的に早起きになるはずです。
意見の例 ②
そもそも『起きる理由』は何でしょうか?『起きる理由』に注目すると、特にこれといって理由がない方も多くいるのではないでしょうか。もしかすると『朝に起きる理由を作れば』早起きができるようになるかもしれません。
意見の例 ③
もうひとつ『起きる理由』に注目して考えてみましょう。もともと無いイベントで起きる理由を作らなくても、普段通りのイベントの中で『起きる理由』を考えることはできるはずです。では、そもそも普段通りのイベントにはなにがあるでしょうか?例えば、朝食などはどうでしょうか。仮に朝起きた時に『お腹が空いて仕方がない』状態であったならば、非常に強い『起きる理由』になるのではないでしょうか。では、朝起きた時に『お腹が空いて仕方がない』状態にするためにはどうすればいいでしょうか?もしかすると『晩御飯を早い時間に食べれば』朝起きた時に『お腹が空いて仕方がない』状態になるかもしれません。
簡単な実験を伝えよう!
いくつか『意見』が出そろいました。どう反応してあげましょうか?本日も『実験』を考えてみましょう!
実験の例 ①
意見(こども):
「コッソリ時計の針をずらせばおきられるかも・・・」
実験(おとな):
「今度のおやすみの日に時計の針をコッソリ2時間ずらしてみてくれる?」
実験の例 ②
意見(こども):
「朝に楽しみがあればおきられるかも・・・」
実験(おとな):
「おとうちゃんの大好きなゲームをする時間をつくればいいのかな?」
実験の例 ③
意見(こども):
「ばんごはんを早く食べるのはどうかな・・・」
実験(おとな):
「しばらくの間、ばんごはんを5時に食べるようにしてみようか?」
こどもたちをほめよう!
お疲れ様でした!
本日の問いかけはいかがでしたか?
『意見』の段階で正解・不正解は気にしません。『意見』が正しいかどうかは『実験』してみれば「自分で」気づくことができます。正解・不正解より、自分の『意見』を勇気を持って伝えてくれた子どもたちを
「素敵な発想だね!」
「ユニークだね!」
「ナイスアイデア!」
「壮大な発想だね!」
と、まずはおもいっきりほめてあげましょう。
お手本をみせてあげながら無理せず続けよう!
意見が作れないときは、大人のかたが一度お手本をみせてあげるといいかもしれません。そのとき、突拍子もない意見のほうが、子どもたちが心を開く可能性が高いです。
「こんなことを言っても良いんだ」
「恥ずかしいことじゃないんだ」
「おかあちゃんの言うこと、おもしろい」
意見を伝えることが楽しいことだと「自分で」気づくと、自然と自分の意見を口にすることができるようになります。
ぜひ、子どもたちに「はやおきしたい!どうすればいい?」と問いかけてみてください(そしてわたしも早起きしたいので、どなたか早朝限定の育成ゲームを作ってください)。
それでは、また次回の投稿で!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!